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■昼間 夜見(ヒルマ ヨミ)
■性別:男性 身長:180cm 年齢:21歳

神経質で、普段は物静かだが少しでも逆鱗に触れると激昂し、手が付けられなくなるほどになる。
情緒が不安定。毎日のように悪夢を見るがそれを絵の題材として描いている。
大学生で、美術サークルに入っておりその絵は悍ましく独特なものだが何度か個展を開いていたりと一定数ファンはいる模様。
古びたアパートで一人暮らしをしており、画材屋でバイトをしている。


■好き:ハッカ飴
■嫌い:異常者扱いされる事

■伏黒 常彦(フシグロ ツネヒコ)
■性別:男性 身長:180cm 年齢:45歳

カルト的人気を持つ小説家。
書く小説はどれも奇妙で突拍子もない話ばかりだが、一部に熱狂的ファンがいる。
サイン会などもせず一切公の場に姿を現さない。
立派な屋敷に一人暮らしだったが、編集者のムネオが一緒に暮らすようになった。その事については一切疑問を抱いていない。
小説でするような独特な言い回しを普段から使っており、なぜかムネオだけが内容を完璧に理解できる。

■好き:煮魚
■嫌い:火、海

■飴色 こはく(アメイロ コハク)
■性別:男性 身長:170cm 年齢:28歳

大学で昆虫生態学を教えている昆虫学者。
口調やしぐさは若者そのものだが実際若く、猛スピードで博士号を取得し教授となった。
昆虫のことになると脇目も振らず一直線。非常にアクティブで、休日には昆虫採集に野山を駆け巡ったり街で生息している昆虫を調べたりしている。
「ユキ」と呼んでいる目に見えない何かが憑いており、人がいない所では仲良さげに喋る事もある。

■好き:昆虫
■嫌い:虫に対する偏見

■孤空 色蜜(コクウ シキミ)
■性別:男性 身長:180cm 年齢:22歳

達観しており、どこか遠い目で世間を眺めるぼんやりとした性格の男性。
他人に対して徹底して無関心であり、自身に対してすら無関心。
唯一関心の向くものがゲームで、家にはあらゆるハードやソフトがあり、ゲームセンターではあらゆるジャンルのゲームを遊び、そのどれもが達人級の腕前。
自身に憑いている怪異、ロールシャッハとは幼い頃から共におり、意思の疎通も完璧。

■好き:ゲーム
■嫌い:無し

■露草 ときわ(ツユクサ トキワ)
■性別:男性 身長:160cm 年齢:16歳

不登校の男子高校生。
いじめにより学校に行かず自宅にこもっている。
ジャンクフードやスナック菓子が好きでよく食べている。
深夜にコンビニへ行くのが日課で、おそらさまとはコンビニからの帰り道で遭遇した。
勉強はできるものの運動はからっきし駄目で、運動神経もあまり良くない。最近は体重も増えてきたので何とかしなくてはと思ってはいるものの、行動には移せないでいる。

■好き:お菓子
■嫌い:運動

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■木仏寺 一鶴(キブデラ イツル)
■性別:男性 身長:185cm 年齢:27歳

大学に留年し続けている学生。バイト先を転々としながらアパートで暮らしている。
生徒達の間では悪い意味で有名で、機嫌を損ねると気をおかしくする、精神を病むなどの噂が立っている。
授業もろくに受けず大学構内でだらだらしている。
「おもしろい事」を求め、突然知らない人にイタズラをしたり、部屋に落書きをしたり、騒動を起こしている奇人。
二亀(フタキ)という弟がおり、同じ大学に通っている。

■好き:おもしろい事
■嫌い:おもしろくない事

■白妙 丹渡(シロタエ ニト)
■性別:男性 身長:190cm 年齢:不明

来内町北部にある山、外巣山(そとすやま)に施設を置く新興宗教団体「醒めぬ夢」の教祖。主な内容は「幸せの追求」。
手で触れた者に暗示をかけたり、多幸感を与える力を持ち、その力をもって団体を自在に操る。
基本的に穏やかな性格をしているが、価値観が一般的な人間とずれている。
「晩餐会」と呼ばれている自ら志願した者の肉を皆で食すという儀式が月に一度ある。
施設の庭は白い薔薇の園になっている。

■好き:人の笑顔
■嫌い:大きな音

■烏森 春(カラスモリ ハル)
■性別:男性 身長:160cm 年齢:不明

夜見の後輩を名乗る怪異。常に学ランを着ているが夜見のいた高校の制服は学ランではない。
いつも笑顔で、夜見を「センパイ」と呼んで慕っている。ヘアピンは夜見から貰った物。
しかしその正体は夜見に悪夢を見せている元凶であり、実体はカラスをツギハギしたような姿の怪異。
カラスを使役することができる。
夜見を苦しませることが楽しみであり愛の形。

■好き:夜見
■嫌い:辛いもの

■深淵 ムネオ(フカブチ ムネオ)
■性別:男性 身長:170cm 年齢:不明

常彦の小説の編集者を名乗る怪異。
実際に編集者として出版社で働いているが、周囲の人間はムネオがいつ頃からいたのか誰も思い出すことができない。
常彦の家に住み着き、料理や掃除など身の回りの世話をしているが常彦はとくにそれを不審に思ってはいない。
何かがあっても「編集者ですから」の一言で乗り切る。
その正体は甲斐甲斐しく人の世話をする怪異で、主となる人間に害は加えないが、主に害を与えようとする人間や怪異を喰らう。

■好き:主の世話
■嫌い:主を害するもの

■ユキ
■性別:不明 身長:200cm 年齢:不明

こはくに憑いている怪異。
白く長い髪と赤い触覚、羽を持つ蛾のような姿をしている。
こはく以外の人間からは姿はまったく見えず、怪異からもうっすら気配が分かる程度で、はっきりと姿が見えているのはこはくだけ。
遊ぶ事が好きで、何にでも興味を持つ好奇心旺盛な正確。
普段はのんびりしているが、こはくに危険が迫ると対象の認識や意思を改ざんする力を使い守る。

■好き:こはく
■嫌い:こはくの害になるもの

■ロールシャッハ
■性別:不明 身長:200cm(可変) 年齢:不明

シキミが幼い頃からいつのまにか側にいた怪異。
話す際、全く関係のない言葉の羅列を喋るが、シキミには意思が直接伝わっているのか、理解することができる。
シキミに害を与える事はなく、むしろシキミを害から守るような行動をする。
身体から極彩色の花を生やすことができ、感情と連動して増えたりしおれたりする。

■好き:お喋り
■嫌い:シキミを他人に取られる事

■おそらさま
■性別:不明 身長:250cm 年齢:不明

ときわに憑いている謎の怪異。
それは見かけたとして「決して名を付けてはいけない」怪異だったが、ときわはこの怪異におそらさまという名前を付けてしまったため、ときわに憑いて離れなくなった。
ある日ときわが外で偶然会ったいじめっ子たちを全員発狂させた。今も病院で療養している。
髪の内側が星空を映したようになっており、名前の由来にもなっている。
一切喋らず、表情も変わらない。

■好き:不明
■嫌い:不明

■ワライテ
■性別:不明 身長:200cm 年齢:不明

一鶴に憑いている怪異。
感情表現をする際、「笑」「爆笑」「失笑」といった単語を発する。
酒類が好きで、いつも飲んでいる。
顔の後ろから伸びている髪の束の中から腕を出す。
一鶴とよく通じ合っており、一鶴が無意識に嫌いだと思った相手の精神に干渉しダメージを与える。
イタズラに加担することもある。

■好き:酒
■嫌い:水を差される事
 

■福富 満(フクトミ ミチル)
■性別:女性 身長:170cm 年齢:21歳

「醒めぬ夢」の信徒で、布教活動や自身の力を使った御札を売り収入源としている。
超幸運体質で、自身に関わる物は全て自分にとって良い状態で巡り合う。
人の幸運を操る力を持つ黒い化け猫、玄(くろ)といつも一緒。人語を喋る。玄の力で自身の幸運を御札に移し、幸運の御札として売っている。
とてもポジティブな性格で、どんな事があってもくじけない。醒めぬ夢の施設で暮らしており、学校は将来施設で働く事を考え心理学科で学んでいる。

■好き:大福
■嫌い:マイナス思考

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